2026年7月12日
在庫管理システムAと在庫管理システムBは、どちらもQRコードを使って在庫の動きを記録します。記録・集計にはGASを使いますが、QRコードの読み取り画面はGitHub Pagesまたはレンタルサーバー上に公開するため、GASだけでは完結しません。ただし、同じ「在庫管理」でも、向いている会社は少し違います。
Aは、まず出荷時の記録から始めたい会社向けです。Excelや紙の管理に限界が出てきたけれど、いきなり大きな倉庫管理システムを入れるほどではない。そんな小規模〜中規模の事業者に向いています。
Bは、商品点数が多く、保管場所も複数あり、倉庫運用そのものを整えたい会社向けです。入庫、保管場所、出荷、移動の記録を最初から考える必要があります。
Aで重視しているのは、導入の軽さです。まずは出荷時にQRコードを読み取り、販売価格や仕入れ値も記録する。これだけでも、あとから販売実績や粗い利益感を振り返りやすくなります。
最初の段階では、完璧な在庫数よりも「記録が残ること」を優先します。現場で続かなければ、どれだけ高機能でも意味がないからです。
Bでは、商品がどこにあるか、どの棚から出したか、入庫後にどこへ移動したか、といった場所の管理が重要になります。商品点数が多い倉庫では、探す時間や確認のやり直しが積み重なります。
そのためBでは、入庫・場所・出荷の流れを最初から整理します。単にQRコードを読むだけではなく、倉庫の作業手順を合わせて見直すイメージです。
どちらが上位というより、導入対象が違います。今の課題が「記録を残せていないこと」なのか、「倉庫内で探す・確認する時間が大きいこと」なのかで選ぶと、方向性が見えやすくなります。
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